痛風の合併症(腎障害・尿路結石・生活習慣病)
痛風の合併症には、まず腎障害・尿路結石が考えられます。尿路結石とは、尿路で尿酸が結晶化して尿酸結石やカルシウム結石を作ってしまう状態のことです。また、痛風から始まる腎障害が重症化すると、腎不全になり、透析が必要になります。このような合併症の原因は、尿酸は主に腎臓がら排出されるからです。尿酸が腎臓にたまると、腎障害を起こし、それがさらに重症になると腎不全になります。腎不全になると、もう腎臓自体が再生することはないので、人口透析が必要になります。人工透析は個人差はありますが、週に2~3回、定期的に透析の可能な病院で数時間かけて人工透析を受けることになります。透析は生涯、命のある限り受けなくてはならない精神的にもとても大きな治療なのです。
その他、糖尿病、高脂血症、高血圧症、肥満などの生活習慣病を合併しやすくなります。生活習慣病が危険因子となり、動脈硬化症の原因となるので、その先にある大きな病気、虚血性心疾患、つまり狭心症や心筋梗塞、脳血管障害による脳卒中などにもなりやすいと考えられています。
